チャンスロス防止!飲食店のピークタイムを伸ばすには?

席回転率UP

飲食店を開業しようとされている方はたくさんいると思います。

またこういったご時世で開業しても客数が伸びない、客数が安定せず悩んでいる経営者の方や店長さんも多いのではないでしょうか。

そういった方に役立つ情報を発信できれば幸いです。

飲食業は他の業種に比べ、忙しいことで知られています。開店前の仕込みや店舗スタッフのシフト調整など、営業時間外にもやることがたくさんあります。

経営について学びたくても、まとまった時間が取れない方が多いはず。

こちらのコラムでは数回にわたって、飲食店の経営やマネジメントに関する基本的な用語について電車やバスなどの移動時間などで簡単に読める内容にまとめ解説していきます。

日々の店舗運営で忙しい方もこの記事で少しずつ学び、ご自身の経営に活かしていきましょう。

混雑時間を平準化させる裏技とは?

営業時間短縮でただでさえ営業時間が限られているのに、ピークタイムのチャンスロスに悩んでいませんか?お昼どきはたくさんお客さんが来るのに待ちきれず帰ってしまう。待つ場所もなく、行列が嫌で離れてしまう。結果的に売上の機会損失になってしまう。

特に学校や会社の近くにある飲食店は、昼休みの時間がかぶるため「ピークは混雑するけどアイドルタイムは長い」という悪いパターンに陥りがちです。

「ピークタイムとアイドルタイムをお客さまにお伝えできればいいのに…」とお考えのみなさま、ご安心ください。

順番待ちシステムを導入することで、お客さまに対して混雑状況をお知らせできるんです。

ピークタイムを伸ばす順番待ちシステムとは?

システムはいたって簡単です。来店したお客さまが順番待ちシステムを利用すると、その状況がリアルタイムで他のお客さまに共有されます。

これから利用するお客さまは店舗の混雑状況を確認できるため、空いている時間帯にあわせて来店することができます。

お店としてもピークタイムの機会損失を防いだり、アイドルタイムを削減できたりとメリットが多くあります。

人件費の削減にも役立つ順番待ちシステム

それに対して「順番待ちシステム」は空席ができ次第次の順番のお客さまを案内するため、効率よくお客さまをお呼びすることができるんです。ウェイティングボードをおいている店をよく見かけますが、そういった店舗ではスタッフは大変です。順番が来たお客様に大声で順番が来たことを伝え、時には外まで探しにいかなければなりません。

そんなことをしていてはスタッフが何人しても足りませんね。

音声やメールの呼び出しにも対応していて「三密」対策にも有効な「順番待ちシステム」。

まとめ

これまでは行列店、超人気店だけが導入していた機器がコロナをきっかけし飲食店にとって事業継続をする上で欠かせないアイテムになっているとか。一部の自治体では3密回避策や非対面受付の推進に繋がるとして助成金や補助金の対象となっているところもあるようです。

これを一例として、限られた時間で売上を伸ばしたい飲食店経営者やマネジメント層の方におかれては、ご自身の店舗の状況にあわせて最適なツールを導入しながらコロナ禍での空席管理を最適化することでピークタイムを伸ばしてみる施策に着手してみてはいかがでしょうか。

ライタープロフィール

直江ひかる(ペンネーム)

大学卒業後、大手小売会社に就職しスタッフ、店長、エリアマネジャーとして全国を転々としながら、大学在学時の塾講師のアルバイトで身につけた教育スキルと、エリアマネジャー時代の営業スキルを活かしながらライターとして活動中。

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